アフリカ豚コレラに注意を 関空で動物検疫所緊急キャンペーン - 産経ニュース

アフリカ豚コレラに注意を 関空で動物検疫所緊急キャンペーン

 中国で家畜の悪性伝染病「アフリカ豚コレラ」が発生したことを受け、動物検疫所関西空港支所は14日、日本への侵入を防止するため、ハムやソーセージなどの肉製品を持ち込まないように呼びかける緊急広報キャンペーンを関西国際空港で行った。
 アフリカ豚コレラは人には感染しないが、豚やイノシシにウイルスが感染して起こり、極めて致死率が高い。3日にはアジアで初となる中国・瀋陽市の養豚繁殖農場とその周辺農場で発生が確認された。アフリカやロシアでもすでに確認されているが、有効なワクチンや治療法はない。
 豚まんや餃子、シューマイなどが土産品として持ち込まれるケースが多いといい、同支所の立崎昌子次長は加熱食品にもウイルスが残っている可能性を指摘。「検疫を強化しているが、少量でも感染が広がる可能性があり、日本に侵入すれば養豚業界は壊滅的な影響を受ける」と危機感を強める。この日のキャンペーンでは、瀋陽行き中国南方航空の搭乗客約150人に広報リーフレット入りのティッシュを配布し、「日本に戻る際は肉類を持ち込まないで」などと呼びかけた。