戦争の記憶を次世代に 山梨・笛吹で「八月十五日展」

 
戦没者の遺影に見入る来場者=笛吹市春日居町寺本(松田宗弘撮影)

 「終戦の日」の15日を前に、笛吹市春日居郷土館・小川正子記念館(山梨県笛吹市春日居町寺本)で、「平成最後のわが町の八月十五日展-次代に語り継ぐ記録-」が開かれている。

 今年で21回目の開催。今回も同市出身の戦没者1125人の遺影が壁やボードに掲げられ、遺品などが展示されている。

 遺影は出身地区別に氏名、年齢、亡くなった年月日と場所が記されている。多くは戦死した20~30代の兵士だが、空襲など内地で亡くなった女性や子供の遺影も目を引いた。

 遺品は全155点。旧御坂町から出征した息子と母親が交わした書簡▽「祈武運長久」と大きく書かれた日章旗への寄せ書き▽軍盃と徳利(とっくり)-などのほか、召集令状やフィリピン・レイテ島から遺族が持ち帰ったという鉄兜や砲弾-などが並ぶ。入館無料。開館は午前9時~午後5時。火曜休館。9月10日まで。