子供ら平和の大切さ学ぶ 大和郡山で戦時下の話を読み聞かせ - 産経ニュース

子供ら平和の大切さ学ぶ 大和郡山で戦時下の話を読み聞かせ

 広島市に原爆が投下された「原爆の日」(6日)を前に、大和郡山市の県立民俗博物館で4日、平和について考える「戦争と平和のおはなし会」が開かれ、読み聞かせに子供たちが真剣な表情で聞き入った。
 読み聞かせを行ったのは、紙芝居や絵本を通じて戦争の恐ろしさを知ってもらうために広陵町の有志で結成した「朗読の会 陽だまり」のメンバー3人。毎年8月に同館で行っており、今回で5回目という。
 この日は、作者が戦争中に経験した実話「昔、戦争がありました」や戦争の悲しみと家族の絆(きずな)を描いた「おはじきの木」、集団疎開の記録を伝える「お母ちゃんお母ちゃーん、むかえにきて」など計5作品を読み聞かせた。参加した家族連れら約20人は静かに耳を傾け、戦争の悲惨さや平和の大切さを学んでいた。
 その後、千代紙で折り鶴のアクセサリーを作るワークショップも開かれ、参加者は平和への願いを込めながら鶴を折った。
 訪れた大和郡山市立矢田小学校4年の岡田有愛さん(9)は、「戦時中は大変なことがたくさんあったということを知ることができた。今の平和な世の中はとても貴重だと思った」と話した。