「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」作曲 古関裕而夫妻を朝ドラに 愛知・豊橋YEG 福島に“押しかけ婚姻” - 産経ニュース

「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」作曲 古関裕而夫妻を朝ドラに 愛知・豊橋YEG 福島に“押しかけ婚姻”

記入した“婚姻届”を示す田中富幸会長(左)と豊橋YEGの牧野修治会長=4日、福島市(風間正人撮影)
 福島市出身の大作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)と愛知県豊橋市出身の妻、金子(きんこ)の生涯を朝の連続テレビ小説にしようと連携する両市の商工会議所青年部(YEG)が4日、連携活動の促進をはかって「夫婦YEG」の調印を福島市で結んだ。
 豊橋側が福島に押しかける形をとったのは、古関の才能に惚(ほ)れ込んだ金子が文通の末、豊橋から福島に乗り込んできたという経緯から。昭和5年、古関20歳、金子18歳で結婚、終生おしどり夫婦として過ごした。この間、古関は夏の全国高校野球大会歌「栄冠は君に輝く」や阪神タイガース球団歌「六甲おろし」、1964年東京五輪の「オリンピックマーチ」、さらに「君の名は」「長崎の鐘」などを作曲。産経新聞社歌を含め、世に送り出した曲は5000といわれる。
 先の大戦をはさみ、波乱の人生を過ごした古関夫妻の姿をぜひ朝ドラに、それも次の東京五輪が開催される2020年に-というのが両YEGの思い。開会式の朝、朝ドラの中で1964年版マーチを流したいとの夢まで描く。署名は15万を超え、NHK本社にも陳情に出向いてきた。
 わらじまつりで盛り上がる4日、両YEGは、まちなか広場の特設ステージで市民を前に“婚姻”を宣言。福島YEGの田中富幸会長は「2020年ドラマ化なら年内が勝負。聖火リレーや競技のスタートの地に選ばれるなど今、福島には追い風が吹いており、何とか決めたい」と語った。