太鼓鳴らし海を疾走 長崎港でペーロン大会 - 産経ニュース

太鼓鳴らし海を疾走 長崎港でペーロン大会

 中国大陸由来の木造手こぎ舟で速さを競う恒例の「長崎ペーロン選手権大会」がこのほど、長崎港で開かれた。県内外から約40チーム計約1400人が参戦。太鼓や銅鑼が打ち鳴らされる中、舟は水しぶきを上げながら海を疾走した。
 大会は、1往復約1・2キロのコースで競う。用いるペーロンは全長約14メートルで、こぎ手や鳴り物をたたく人々ら約30人が乗り込む。
 レースが始まると船上の参加者は、掛け声を合わせながら、懸命に櫂で水をかき分けた。長崎市の会社員、平真俊さん(24)は「追い風が気持ちよかった。全力を出し切れたと思う」と汗をぬぐった。
 中国語の「白竜(パイロン)」が名称の由来とされる。江戸時代前期の1655年に、中国人が海の神を鎮めるために長崎港で小舟の競漕をしたのが、大会の起こりという。