備前、「日生海のそば」名物に 地元12店で提供

 

 「カキオコ」で知られる備前市日生地区で、地の魚介類たっぷりの焼そばが売り出された。海の傍らに位置するため「日生海のそば」と命名。「新たな名物に」と期待されている。

 仕掛けたのは、特産のカキ入りお好み焼きを「カキオコ」として、人気ご当地グルメに育てた「日生カキオコまちづくりの会」。

 カキのシーズンオフの夏場は、旬のガラエビを代用した「エビオコ」も登場させたが、「新たな話題に」(同会の江端恭臣会長)と海のそばを企画した。

 提供には地元の12店が参加し、多くが瞬間冷凍で保存したカキをはじめ、日生港で水揚げされたエビやタコ、イカなどを使用。

 このうち「きたろう」の店主の中村武志さん(58)は「自家製の塩だれで仕上げ、日生ならでは磯の風味を引き立てた」と自信を示す。

 各店ごとの特色を紹介した専用マップによると、味付けには塩だれのワサビ入りやピリ辛風、通常のソース味も。価格は「酒のあてにも十分」(同会長)ほど具材が満載とあって千円前後が中心だが、なかには1500円の豪華版もある。主に10月末までの期間限定メニューだが、年中提供する店も出てきそうだ。

 問い合わせは会事務局の備前東商工会(電)0869・72・2151。