「午後2時46分」時計動き出す Jヴィレッジが再始動 - 産経ニュース

「午後2時46分」時計動き出す Jヴィレッジが再始動

 止まっていた時計が動き出した。サッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)が28日、再開、記念式典後に行われたエキシビションマッチのキックオフ時刻は、午後2時46分。東日本大震災で止まっていたスタジアムの時計が7年4カ月ぶりに時を刻み、福島復興のシンボルが再始動した。
 「この7年4カ月、視察に来て、止まっている、あの時計を何度も見た。それが今、若者たちのプレーと同時に動き出した」。式典に出席し試合を見守った日本サッカー協会の田嶋幸三会長は感慨深げに語った。
 時計は事故後、東京電力の社員寮となったスタジアムの一角にある。かつてプレハブの寮が並んだピッチは整備され、この日、式典と福島県U-15選抜とJヴィレッジSCとのエキシビションマッチが行われた。
 協会名誉総裁の高円宮妃久子さまは、関係者をねぎらうとともに「明るい希望の懸け橋として、地域の方の誇りとなるよう願います」と述べられた。