美作の「トラちゃん田んぼ」見頃、今年で最後のアート

 

 プロ野球・阪神タイガースの球団マークなどを稲穂で描いた美作市山城の水田「トラちゃん田んぼ」が見頃を迎えた。農地変更で「今年が最後」という田んぼアート。発起人で地元の農業、新田博美さん(67)は「トラッキーが満塁ホームランを打つ瞬間の絵柄などを、ぜひ多くの人に見に来てほしい」と呼びかけている。

 同水田は、タイガースファンの新田さんと地元を中心にした有志らが平成15年から毎年絵柄を変えながら実施。10年目となった24年にいったん幕を閉じたが、ファンらの熱望で昨年再開。しかし、来年は農地変更で畑にするため、今年を「最後」と決めた。

 6月24日に行われた田植えには県内外から約300人のファンらが集結。約2500平方メートルの水田に、植え付けられた赤や黒色の古代米やうるち米の苗が伸び、球団マークとホームランを打つマスコットキャラクターなどの絵柄がくっきりと現れ、有終の美を飾っている。

 新田さんは「10年以上にわたり、田んぼアートで村おこしができ大満足」と話し、来場を呼びかけている。稲刈りは10月下旬を予定している。