里中満智子ワールド堪能 奈良・万葉文化館で漫画原稿など紹介 - 産経ニュース

里中満智子ワールド堪能 奈良・万葉文化館で漫画原稿など紹介

 漫画家、里中満智子さんの代表作で、持統天皇を主人公にした作品「天上の虹」の原稿などを紹介する展覧会「マンガで語る古代大和」が、明日香村の万葉文化館で開かれている。自身が友の会会長を務める同館で、里中さんによる本格的な展覧会が開かれるのは初めて。9月30日まで。
 天上の虹は、●野讃良(うののさらら)皇女として生まれ、のちに即位した持統天皇の生涯を描いた全23巻の大作。今回は幼少期から、夫である天武天皇が即位し、皇后になるまでの1~7巻に関連する原稿155点のほか、パネルや日本書紀など約200点を展示している。
 蘇我氏を倒した「乙巳(いっし)の変」▽有間皇子の謀反▽大海人皇子(天武天皇)との結婚▽近江大津京への遷都▽白村江の戦い▽都からの脱出と壬申の乱-などを通し、激動の飛鳥時代をたくましく生き抜いた皇女の姿を創造豊かに描いている。日本書紀には描かれていない場面も繊細かつ大胆に描写され、“里中ワールド”を存分に堪能できる。
 29日午後2時からは里中さんの特別講演会(先着250人、無料)、8月11日には近畿大学名誉教授の村瀬憲夫さんが「『天上の虹』と万葉集」(先着150人、無料)をテーマに講演する。問い合わせは同館(電)0744・54・1850。
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●=慮の心を皿、右に鳥