豊かな海をもう一度 高松・庵治港で稚魚放流 - 産経ニュース

豊かな海をもう一度 高松・庵治港で稚魚放流

 豊かな海になることを願って稚魚を放流する「放魚祭」(一般社団法人・香川県水産振興協会など主催)が、高松市の庵治港で行われた。漁業関係者に地元の児童・園児らも加わってマダイなどの稚魚を放流した。
 放魚祭は毎年、県内5ブロックの持ち回りで開かれている。今年は24日に東讃地区(高松市庵治町を含む)での開催となった。式典は同市庵治支所で自治体、漁業関係者ら約100人が出席して開かれた。
 主催者を代表して県水産振興協会の嶋野勝路会長が、香川県の水産業を取り巻く環境が漁獲量の減少や漁業者の高齢化などで厳しい状況が続いていることなどを指摘した上で「稚魚保護、水産資源保護の精神を庵治町から全国に発信するとともに、こうした積み重ねがより大きな輪となり、豊かな瀬戸内海を蘇らせることを願ってやまない」とあいさつした。
 このあと出席者らは庵治港に移動。高松市立庵治小学校の児童、庵治こども園の園児も参加して稚魚が大きく育つようにと願いを込め、マダイ(約7センチ)、ヒラメ(約9センチ)、メバル(約8センチ)、タケノコメバル(約5センチ)の4種類の稚魚計9千匹をバケツで次々と放流した。