未成年者の悩みラインで聞きます 大分県弁護士会

 
大分県弁護士会が始めるLINEでの無料相談をイメージしたテスト画像

 大分県弁護士会は、無料通信アプリLINE(ライン)を活用して未成年者の悩みを聞く無料相談を、25日に始める。従来の電話相談に加え、日常的に使うツールを窓口とすることで、利用を促す。同会によると、弁護士会としてLINEで相談を受けるのは、全国でも珍しいという。

 8月以降は原則月2回、午後4時半から3時間、弁護士が返信する。いじめや親からの暴力をはじめ、幅広い相談内容に応じ、必要があれば児童相談所などと連携し、解決を目指す。

 夏休み明けに自殺者が増える傾向があることから、8月22日の相談日には、受付の開始時間を午後1時半に前倒しする予定だ。

 同会が約3年間実施してきた電話による相談会は、保護者の声が多く寄せられる一方、未成年者は少なかった。今回は県内の小学4年から高校3年生に、利用日時やIDなどを記したカードを学校を通じて配布。活動の周知を図り、未成年者の相談増加につなげる。

 同会は、子供の権利擁護に関する取り組みを強化してきた。担当の古田奈々弁護士は「どのような内容でもいいので、気軽に相談してほしい」と呼び掛けた。