熱中症予防、医師待機・暑さ計測器・無料飲料など… 高校総体の選手を守れ 三重

 

 県教委は26日から8月20日まで三重を中心に開かれる平成30年度高校総体(インターハイ)での熱中症対策として、暑さ指数計測器やミストシャワーを設置することなどを決めた。選手たちにはスポーツ飲料を無料配布する。鈴木英敬知事は23日の定例記者会見で「各会場に医師、看護師を配置し、万全を期したい」と述べた。

 県内27会場すべてに、気温のほか湿度、熱中症の警戒レベルが分かる暑さ指数計測器37個(計約22万円)を常備する。練習会場も含め、各競技の実施日に会場で計測し、状況に応じた対応をとる。屋外競技場などではミストシャワーを設置する。スポーツ飲料は特別協賛企業の大手飲料会社から提供を受ける。

 一方、学校現場での熱中症対策として、高温時の学校行事や、体育・スポーツ活動では、気温、湿度などの環境条件に配慮した安全活動をとるよう市町や県立学校に指導した。

 小中学校のエアコン設置率は全国平均は49・6%だが、県内小中学校は32・8%と遅れている。伊勢市、いなべ市、東員町などは100%だが、津市は9・9%、松阪市は8・1%と格差がある。鈴木知事は「市町への補助が促進できるよう国などに要望したい」とした。