萩市で防衛省が地上イージス説明 「電磁波の影響ない」

 

 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」について防衛省は20日、配備候補地の陸上自衛隊むつみ演習場がある山口県萩市の議会で、計画の検討状況を説明した。6月に続き2回目。候補地選定の根拠などが不明確として、萩市が再度の説明を求めていた。

 防衛省の五味賢至戦略企画課長は、候補地の選定過程について説明した。その中では、国内2カ所の配備を検討し、北は北海道、秋田、新潟、西は島根、山口、九州北部での配備を想定した結果、秋田、山口両県が最も効果的とした。

 レーダーの電磁波で健康被害が生じるという懸念には、静岡、沖縄両県の住宅街で運用中のレーダーを例示し「大きな影響は聞いていない」と強調した。

 同時に、イージス・アショアの警備や運用には、1カ所で自衛隊員を約200人配置する必要があるとも明らかにした。21~23日にはむつみ演習場がある萩市と阿武町で住民説明会の2回目が開かれる。