天童で10月に4000人将棋 「世界記録つくろう」呼びかけ

 

 4千人で将棋を指して世界記録を-。将棋の同時対局数で世界記録をつくろうという試みが天童市で10月に行われる。過去の最高記録は日本将棋連盟が平成24年に打ち立てた1574局。今年が市制施行60周年の天童市が目指すのは2千局。「将棋のまち・天童を全国に再認識させ、売り出すチャンスに」(同市商工観光課)と意気込む。 (柏崎幸三)

                   ◇

 天童市では地元の天童青年会議所が平成26年、日本将棋連盟の記録を塗り替えようと、「千局盤来」を開催。参加者2088人、1044局の同時対局が行われ、「千局盤来」は達成できたが、記録を超えることはできなかった。

 市制施行60周年の今年、市は記念事業を職員に募集。その中に「天童青年会議所の記録を越える『二千局盤来』将棋をやろう」という提案があった。市や青年会議所を中心に約40団体が参加、「二千局盤来2018実行委員会」を組織し歴史に残る世界的な記録を樹立する準備を進める。

 参加を呼びかけるパンフレットも「世界記録達成の一員になるのは、あなただ!」「一緒に世界記録を挑戦する参加者を募集します!」といったキャッチコピーが踊り、パンフレットも7万枚作成。4月に開始した参加者募集も3148人が集まり、現在1574局の同時対局が見通せており、天童市ではちょっとしたブームになっている。

 実行委事務局の秋葉政和さんは「天童の子供に1人でも多く将棋を覚えてもらい、将棋の底辺拡大を進めるのが狙い。この機会を使って天童を売り出すチャンスにもしたい」という。

 4千人以上の参加で「二千局盤来」が実現すれば、「世界記録は間違いない。ぜひ、ギネスに登録したい」(実行委)と熱が入る。

 参加は無料で、将棋が指せれば、年齢も問わず国内外から誰でも参加できる。参加者全員に記念品が贈られる予定だ。問い合わせは実行委(天童市商工観光課)(電)023・654・1111。