熊本市議の失職取り消し 不服申し立てで知事裁決 - 産経ニュース

熊本市議の失職取り消し 不服申し立てで知事裁決

 熊本県は12日、地方自治法の兼業禁止規定に違反したとして、熊本市議会の議決で3月に市議を失職した北口和皇氏について、蒲島郁夫知事が11日付で議決を取り消す裁決をしたことを明らかにした。北口氏が知事に不服申し立てをしていた。同氏は議決時にさかのぼって復職した。
 取り消し理由として、北口氏が代表だった漁業協同組合の市からの請負比率は約31%だったと指摘し、兼業禁止規定に抵触する可能性のある50%前後に達していないことなどを挙げた。
 北口氏は「正しい判断を示してもらいありがたい」などとするコメントを出した。
 一方、熊本市の朽木信哉市議会議長と大西一史市長は12日、北口氏が議会から何度も議員辞職勧告を受けている事実に変わりはないなどと批判し、自発的な辞職を求めた。