ATM操作促す不審電話 約150万円の還付金詐欺 - 産経ニュース

ATM操作促す不審電話 約150万円の還付金詐欺

 町役場の職員を名乗る人物から「保険料の納入額が多かったため返金されます」などと不審な電話が6日、山形県の女性宅にあったとして、県警鶴岡署と県警特殊詐欺対策推進本部は7日、還付金詐欺が発生したと発表した。
 鶴岡署などによると、不審電話を受けたのは、山形県三川町の50代の女性。6日午後、三川町保険課の「ナカニシ」を名乗る男から電話があり、「昨年度の保険料の納入額が多かったため2万7414円が返金されます。返金手続きの書類が届いていないとすれば、今後銀行で返金手続きをしてもらいます」といって電話は切れた。
 その後、銀行の「フジイ」を名乗る男から電話があり、「保険料の返金手続きはATM(現金自動預払機)を操作し受付ナンバーが書かれた用紙を出す必要があります。スーパー内の銀行のATMを使い、私の言う通りにATMを操作してください」などと指示され、連絡先の電話番号を教えられた。
 女性はすぐに指定されたスーパーに行き、教えられた電話をかけ、フジイの言う通りにATMを操作。その後、女性はATMの利用明細を確認したら見知らぬ口座に約150万円を振りこんだことに気づき、鶴岡署に6日、被害届を出した。
 県警などは、「市町村職員や銀行員を名乗り年金や医療費などの還付金話を持ちかけ、ATMに誘導する電話はすべて詐欺です。信用しないでほしい」と呼びかけている。