琵琶湖博物館、大人も楽しく 展示体験室などオープン - 産経ニュース

琵琶湖博物館、大人も楽しく 展示体験室などオープン

 リニューアル工事を進めている県立琵琶湖博物館(草津市下物町)は4日、館内入り口付近に完成した大人向けの展示体験室「おとなのディスカバリー」と親子で楽しめる「ディスカバリールーム」を関係者に公開した。6日にオープンする。
 図書室を改装した「おとなのディスカバリー」には、昆虫や鳥類、魚類、ほ乳類、植物、鉱石など1200点以上の標本が図鑑とともに置かれ、顕微鏡などを使って観察できる。
 標本などを図上に投影し精細なスケッチができる描画装置が置かれたスケッチテーブルや、標本作製、魚の人工授精といった同館の研究活動をガラス越しに見学できるオープンラボも設置した。
 「大人が楽しめる空間づくりを目指した」(同館)といい、大人の知的好奇心にこたえられるよう、博物館の資料や機材を使用して自由に調べものができるようにした。
 また、「ディスカバリールーム」は、巨大なザリガニ模型やパペット人形の劇場など一部の人気展示を残し、大幅にリニューアルした。タヌキの毛皮に触れたり、危険を察知したオオサンショウウオが発するにおいを嗅いだりする五感を使った展示や、見学のマナーを学ぶスペースを設け、見学前に博物館への理解を深める役割を果たす。
 同館は平成26~32年度で3期に分けて改装を進めており、今回は第2期のリニューアルにあたる。今秋には、屋外に空中遊歩道「樹冠トレイル」が完成する予定で、32年度中のグランドオープンを目指す。