利尻島でまたヒグマ撮影 同じ林道の無人カメラに

 
 6月27日午前0時すぎ、北海道・利尻島の林道に設置した無人カメラが撮影した正面を向いたヒグマの姿(北海道宗谷総合振興局提供)

 北海道は2日、106年ぶりにヒグマの生息が確認された利尻島で、6月22日と27日に無人カメラが林道を歩くヒグマ1頭を撮影したと明らかにした。ヒグマの姿は同15日、同じ林道で初めて無人カメラが撮影していた。

 道によると、22日午後10時すぎと27日午前0時すぎ、森林管理署が島南西部の林道に設置した赤外線カメラに、正面を向いた姿などが写っていた。担当者は「人を避けて慎重に行動しており、直ちに危険はない」としている。

 北海道警などによると、5月30日に島の海岸で足跡が見つかり、専門家がその後、ヒグマ1頭が島に上陸し生息していると確認。地元自治体は当面駆除はせず、島民や観光客に注意を呼び掛ける方針だが、人に危害を加える恐れが出た場合に備え、道から捕獲の許可を得てわなを準備している。