世界一の味わいをどうぞ 宮崎の黒ビール、販売好調

 

 宮崎県延岡市の地ビール製造会社「宮崎ひでじビール」が、英国のコンテストで世界最高賞に輝いた黒ビール「栗黒」の国内販売を始め、好調だ。当初は主に輸出向けに出荷していたが、県内外から国内販売を望む声が多く寄せられていた。担当者は「国産クラフトビールのレベルの高さを、ぜひ体験してほしい」とPRしている。

 栗黒は、高温で乾燥させて黒色になるまで焦がした大麦と、宮崎県産のクリを主原料にした。コーヒーのような濃厚な味わいが特徴だ。アルコール度数が9%と高く、数カ月から数年かけて熟成されていくことから、味の変化も楽しめるという。

 世界一のビールが決まるとされる英国のコンテストで昨年、スタウト&ポーター部門最高賞を獲得し、ビール愛好家の間で話題となった。

 金井大営業企画課長は「日本ではアルコール度数の高い熟成ビールは少ない。深い味わいを知ってほしい」と語った。330ミリリットル入り972円で、同社のオンラインショップのほか、宮崎空港などでも販売している。