岡山・旧閑谷学校、孔子の備前焼像販売 「受験生への贈り物に」 - 産経ニュース

岡山・旧閑谷学校、孔子の備前焼像販売 「受験生への贈り物に」

 国指定特別史跡の旧閑谷学校(備前市閑谷)は30日から、同校の教えに取り入れられていた儒学を象徴する中国の思想家・孔子の備前焼像を新たな記念品として販売する。孔子は儒教の祖として尊敬され、日本文化にも古くから影響を与えたことなどから、受験生向けの贈り物などとしても注目を集めそうだ。
 同学校は江戸時代前期、国内初の庶民学校として開校。平成27年に「近世日本の教育遺産群」、29年に「きっと恋する六古窯」(特産の備前焼など)が日本遺産認定を受けた。
 ともに構成ストーリーの文化財に同学校が含まれるため「ダブル認定で、2つの要素をあわせた新商品を」と同学校顕彰保存会が、備前商工会議所との共同で企画。地元の県備前焼陶友会に制作を依頼した。
 商品化された備前焼の孔子像は長さ7・5センチ、横幅4センチで、柔和な表情に仕上げた。底部分の穴からは、「論語みくじ」も取り出せる。1体千円。
 同学校の有料観光客数は昨年度で約9万3千人と、日本遺産効果もあってか前年より約5千人増。
 同保存会の木山潤郎史跡管理部長は「これまでオリジナルの記念品が限られ、象徴する孔子を象ったグッズもなかったのでインパクトは十分」と期待している。問い合わせは同保存会(電)0869・67・9900。