伊賀の若戎酒造女性スタッフ手がけた日本酒完成 「薔薇」の酒で記念日を華やかに

 

 伊賀市の老舗蔵元、若戎酒造の女性スタッフが企画から酒蔵での作業、ボトルデザインまで手がけた純米大吟醸酒「SOUBI(そうび)」が完成した。同社の重藤邦子社長は「誕生日や記念日を華やかに演出する一本になれば」と話している。7月7日から2千本を販売する。

 同社は従業員の半数の10人が女性。休憩時間に何気なく「こんなお酒があったら」と話していたことから企画が始まった。

 米は三重山田錦、酵母は三重県酵母MK-1、伊賀の伏流水など、原料は地元産にこだわった。ボトルは飲んだ後も飾っておけるようにと、漆黒に赤いバラをデザイン。ボトルを逆さにして包装すると一輪ブーケに見えるように描いた。商品名の「そうび」は薔薇(ばら)の音読みだ。

 女性スタッフは普段、事務や販売、包装、配送などを担当しているが、今回は米洗いから運搬、もろみなどの材料を仕込んだタンクを混ぜる「櫂(かい)入れ」も手がけた。1853年の創業以来、ここまで女性が関わるのは初めてという。

 やや辛口ですっきりした香り。720ミリリットルで3700円(税別)。問い合わせは同社((電)0595・52・1153)へ。