絶滅危惧種ニッポンハナダカバチ、名張の児童ら間近で観察

 

 絶滅危惧種として環境省のレッドリストに記載されている「ニッポンハナダカバチ」の観察会が13日、名張市立薦原(こもはら)小学校で開かれた。児童らは、攻撃性はないというハチをそっと捕まえて間近で観察し、特徴などを記録していた。

 4年生20人が参加。地元の自然観察、調査研究などに取り組む「伊賀自然の会」の加納康嗣さんから、繁殖時期や草のない砂地が巣作りに適していることなどを聞いた。

 同小では数年前に校庭の砂場で見つかったという。普段は保護のために見守っているが、身近にいる希少な生き物に触れて自然環境への意識を高めようと、毎年繁殖行動が盛んになる時期に観察会を行っている。

 児童らは採取した容器の中で羽音を立てる全長3センチほどのニッポンハナダカバチを間近で見て、「鼻が高く見えるからこの名前なんだ」「足に小さなトゲがある」などと見入っていた。