JR山陰線の新観光列車「あめつち」車両公開 特産工芸品などで装飾

 

 JR西日本米子支社は、7月1日に山陰線でデビューする新観光列車「あめつち」(2両編成)を公開した。土~月曜を中心に、鳥取-出雲市間を1日1往復する。

 豊かな自然に恵まれ、出雲神話などが誕生した山陰地方。あめつちは、そんな山陰にある「古くて新しい日本」を発見できる旅を演出する観光列車で、JR後藤総合車両所・運用検修センター(鳥取県米子市)で公開された。

 紺碧(こんぺき)色をした車体は、山陰の空と海を表現。側面下部にあしらった銀色の帯模様は、山並みと日本刀の刃文(はもん)をイメージした斬新なデザインとなっている。

 内装は、木目調のパネルを多用して白木の質感を重視。山陰の特産工芸品などがアクセントを添えている。1号車が島根県、2号車は鳥取県の工芸品などを中心に配置した。1号車に安来織と出雲織、2号車に弓浜絣(かすり)と倉吉絣を展示。座席のテーブルは、両車両ともに島根の石州瓦を使った装飾を施している。座席は計59席。