尾鷲特産品通販「ヤーヤ便」てこ入れ 10周年でプレゼントや厳選商品用意 - 産経ニュース

尾鷲特産品通販「ヤーヤ便」てこ入れ 10周年でプレゼントや厳選商品用意

 尾鷲市内の旬の魚や農産品、加工品のセットを年4回発送する通販「尾鷲まるごとヤーヤ便」が今年10周年を迎えた。ただ、ふるさと納税の返礼品競争などで全国各地の特産品発送が珍しくなくなる中、やや低迷している。今回は、加藤千速市長がプレゼント企画に乗り出すなど新機軸を打ち出し、盛り返す考えだ。
 尾鷲まるごとヤーヤ便は、尾鷲観光物産協会が企画。季節ごとに特産品を送る通販で、価格は年2万7500円。追加料金で買えるオプションも含め年間の商品は73品目で29業者が参加する。業者によっては、このために増産するなど、まちぐるみで力を入れている。
 今年度の夏便は、マグロやトロカツオの刺し身、「特大真鯛のカマの塩麹みそ漬」「塩サイダー・レモンスカッシュ」など9品のセット。冷凍ではない生の刺し身は今回初めてという。
 さらに今回は、申し込んだ人から抽選で8人を加藤市長が案内する「地元朝市&漁師町『九鬼町』まち歩き」に招待。また抽選で1人に20キロクラスの「尾鷲生マグロ」1本をプレゼントし、解体ショーのためすし職人を派遣する。
 事業は、まちおこしのため平成21年度にスタート。尾鷲市出身者中心に初年度の注文は575件だったが、徐々に口コミで評判が広がり、テレビの情報番組で取り上げられるなどして27年度には2513件に。しかし、その後は徐々に減少し、29年度は1176件となった。
 10周年となる今年度の目標を受注2千件に設定した。同協会で事業を担当する中村俊介さんは「ヤーヤ便だけでなく、尾鷲に足を運んで、より新鮮な旬の味も楽しんでほしい」と話している。
 夏便は7~8月、秋は9~10月、冬は11~12月、春は来年2~3月に届けられる。申し込みは7月6日まで。問い合わせは同協会((電)0597・23・8261)へ。