世界最小級のハッチョウトンボが湿原彩る 鳥取・日野で羽化最盛期 - 産経ニュース

世界最小級のハッチョウトンボが湿原彩る 鳥取・日野で羽化最盛期

 鳥取県日野町の湿原で、世界最小級のハッチョウトンボ(体長約2センチ)の羽化が最盛期を迎えた。鮮やかな赤色をしたミニサイズのトンボが植物の先端に陣取り、初夏の湿原を彩っている。
 ハッチョウトンボは日当たりのよい湿原に生息するが、近年は珍しくなった。中国山地に抱かれた日野町の湿原は人目に触れにくく、生息環境が維持された適地。羽化は5月中旬には始まったらしい。
 今は全身が鮮やかな赤色に染まった雄が湿原の植物を飾り、まるで赤い花が咲いたようだ。雌は、黄と黒色のしま模様の地味な装いで点在している。
 ハッチョウトンボは盛夏にかけて、湿原に彩りを添える。