宮崎交通が来月から自転車シェア事業 回遊性高め地域活性化 - 産経ニュース

宮崎交通が来月から自転車シェア事業 回遊性高め地域活性化

宮崎交通のシェア事業で使用する自転車
 宮崎交通は7月、東京のベンチャー企業「オーシャンブルースマート」と共同で、自転車のシェア事業に乗り出す。宮崎市内に駐輪場を設け、利用者はスマートフォンを使って、貸し出しや返却の手続きをする。バス事業者が自転車サービスを導入するのは、全国的にも珍しいという。
 人口減少でバス利用者が減る中、交通インフラの充実という視点で新たな事業に挑戦し、地域の回遊性向上や活性化につなげる。
 まず宮崎市内で7月24日、サービスを始める。JR宮崎駅や主要バス停周辺に駐輪場を設ける。
 料金は30分100円~150円程度で、どの駐輪場からでも貸し出し、返却ができる。決済などには、スマホのアプリを使う。
 自転車側に取り付けた端末にスマホをかざして解錠し、利用後、手動で施錠した時点で精算となる。システムはオーシャンブルースマートが開発した。
 使用する自転車には、宮崎市の企業、フリーパワーが開発した高効率のギアを搭載した。体への負担が、従来の自転車より軽減されるという。
 年内に200台を配置する予定。宮交の菊池克頼社長は「若い社員がアイデアを練った。バスのお客さまを自転車に取られるという発想ではなく、まちづくりへの新しい提案にしたい」と語った。
 自転車シェアサービスは拡大を見せる。政府は8日、シェアサイクルの普及などを盛り込んだ「自転車活用推進計画」を閣議決定した。