硫黄山噴火で川白濁 宮崎県、転作農家を支援

 

 宮崎県は8日、霧島連山・えびの高原(硫黄山)の噴火後、硫黄山周辺から鹿児島県まで流れる川が白濁し環境基準を上回る有害物質が検出された問題で、農業用水が使えずに稲作から転作する農家への10アール当たり1万2千円の助成金支給を含む支援策を発表した。

 県は同日、硫黄山と新燃岳の噴火による農業被害などへの対策として、平成30年度一般会計を2億8千万円増額する6月補正予算案を公表した。転作への助成や水質悪化を受けていない地域での、えびの産「ヒノヒカリ」の作付け拡大支援に5千万円を計上した。

 宮崎、鹿児島両県では計1千戸以上の農家が今季の稲作を断念した。

 川の水質検査や、水質改善に向けた研究を大学と共同で進める経費として4千万円、えびの市の商品券発行への支援など地域経済対策として計5千万円も盛り込んだ。

 補正後の一般会計は5835億円となる。