日田市長、避難発令遅れは人命直結 - 産経ニュース

日田市長、避難発令遅れは人命直結

 内閣府と総務省消防庁がこのほど、全国約200市の市長が参加する「全国防災・危機管理トップセミナー」を東京都内で開いた。昨年7月に豪雨災害を経験した大分県日田市の原田啓介市長は自治体の避難発令の遅れが人命に直結するとして「空振りを恐れない気持ちが大事だ」と呼び掛けた。
 原田氏は、平成24年にも豪雨被害に遭った経験から、河川カメラの増設や備蓄拠点の分散などの対策を進めてきたと説明した。市民との情報共有のため、昨年7月の豪雨時には災害対策本部の会議をケーブルテレビで中継したことも紹介した。
 セミナーは災害現場の第一線で実務を担う自治体の危機管理対応を高める目的で、今年で5回目。野田聖子総務相も出席した。東大大学院の片田敏孝特任教授は、近年の災害について「突発性が高まっている」と解説した。