安来市、ドジョウ稚魚326万匹を養殖農家に引き渡し - 産経ニュース

安来市、ドジョウ稚魚326万匹を養殖農家に引き渡し

 全国有数のドジョウ生産地、島根県安来市の「やすぎどじょうセンター」で7日、稚魚326万匹が養殖農家らへ引き渡された。体長が5センチ以上に育つ7月下旬以降、市内外の料理店などへ出荷される。
 同市では、全国的に有名な地元の伝統芸能・安来節の「どじょうすくい踊り」に着目し、農家有志が「やすぎどじょう生産組合」を設立。平成15年度から本格的なドジョウ稚魚の孵化(ふか)・育成に取り組んでいる。今シーズンは5月24日に産卵し、26日に孵化した稚魚が1センチほどに成長。養殖者への引き渡しが6、7日に行われた。
 同センターから、袋詰めの稚魚を持ち帰った養殖者らは、休耕田を利用した養殖池に稚魚を放し、育成。ドジョウ料理を出す飲食店などへ出荷する。
 同組合によると、今シーズンは約40の個人・団体が計5万7600平方メートルでドジョウを養殖。昨シーズンより500キロ多い4・5トンの生産を目標にしている。同組合では「安来市内ではドジョウを出す料理店が増えており、これを目当てに訪れる観光客も多い」と話している。