島根大総合博物館オープン お宝資料ずらり

 

 島根大総合博物館が5日、松江市の同大学・松江キャンパス内にオープンした。自然科学系の標本や人文科学系の資料など同大学が収集してきた貴重な資料約800点を展示。入館無料で一般公開している。

 総合博物館は、同大学が所蔵するさまざまな分野の資料を幅広く展示・保管する施設として、生物資源学部3号館1階に開設。学内に設置していた、島根大ミュージアム本館▽古代出雲文化資料調査室展示室▽山陰地域・汽水域資料展示室-の3施設を統合した。

 館内は島根大の歴史をはじめ、島根の自然史や古代出雲の世界、島根の歴史と文化などに分けて展示。明治19年に今の松江市美保関町で捕獲されたニホンアシカの剥製(はくせい)や、かつて隠岐諸島に生息していた「隠岐馬」の骨格標本など貴重な“お宝資料”がずらり。

 南極やアフリカなど世界で活躍した研究者らのスポット展示も。同じフロアには収蔵庫も整備し、数千点を保管する。入月俊明館長は「島大が積み重ねてきた調査・研究の成果を知ってほしい」と期待している。