津山の主婦行方不明16年 県警、チラシ配り情報提供呼びかけ

 

 津山市の主婦、高橋妙子さん=当時(54)=が平成14年に行方不明になった事件は3日、発生から16年を迎えた。県警津山署捜査本部は津山駅や大型ショッピングセンター「イオンモール津山」(同市河辺)でチラシ計千枚を配り、利用客らに情報提供を呼びかけた。

 事件は14年6月3日、妙子さんが自宅から連れ出され、夫の幸夫さん(75)名義の銀行口座から現金約700万円が引き出された。男女2人の関与が浮上したが、いずれも自殺。県警は容疑者死亡のまま2人を窃盗容疑で書類送検した。

 県警は、これまで延べ約4万5千人の捜査員を投入。27年には約160人の捜査員を動員し、県北部の山林を重点的に捜索。現在も妙子さんの発見を最重点に、捜査を続けているが、有力な手がかりは得られていない。

 同市では、14年前に発生した市立北小3年の筒塩侑子さん=当時(9)=殺害事件の容疑者が、先月30日に逮捕されており、チラシを受け取った同市の自営業の女性(45)は「この事件も、何とか解決の方向に向かってほしい」と話した。

 津山署の東賢治刑事官は「高橋さんを発見し、事件の全容を解明するためには、みなさんからの情報が必要不可欠。どんな些細(ささい)なことでも構わないので、情報提供をお願いしたい」と呼びかけている。

 情報提供は同署捜査本部(電)0868・25・0110。