富山県紹介漫画に誤記16カ所、3万冊刷り直し 委託先の制作会社「深くおわび」 - 産経ニュース

富山県紹介漫画に誤記16カ所、3万冊刷り直し 委託先の制作会社「深くおわび」

誤表記が見つかった学習漫画「富山県のひみつ」
 富山県の魅力を紹介しようと県が全国の小学校などに配布した学習漫画「富山県のひみつ」に、2016年のリオデジャネイロ五輪を17年とするなど、16カ所の誤表記があったことが31日、県などへの取材で分かった。
 県から制作を委託された学研プラス(東京)は「校正体制に不備があった。関係の皆さまに深くおわびする」とし、同社が費用を全額負担して、修正版3万冊の再配布を始めた。
県出身のレスリング金・登坂選手の階級体重間違いも
 県によると、読者からの指摘で誤りが判明。リオ五輪のレスリング女子48キロ級金メダリストで同県高岡市出身の登坂絵莉(とうさか・えり)選手の階級を「46キロ級」としたり、入善町特産の「入善ジャンボ西瓜(スイカ)」に関する説明で「皮はやや厚くて」とするべきところを「皮はうすくて」と表記したりしていた。
 校正段階で県の職員が気付いて修正を求めたが、そのままになったミスもあるという。
 漫画は小学生が県内各地をめぐるストーリー。県が約3千万円をかけて作り、今年3月、3万冊を県内の学校のほか、全国の小学校や公立図書館に配った。県の担当者は「間違いは遺憾。読者には富山の魅力を正しく理解してほしい」としている。
 学研プラスによると、同様の漫画は宮城、福島、埼玉、山梨の各県のものがあるが、ミスで刷り直すのは初めてという。