岡山城天守閣で宴はいかが 7月から夜間貸し出し開始 - 産経ニュース

岡山城天守閣で宴はいかが 7月から夜間貸し出し開始

 お殿様気分で宴を楽しみませんか-。岡山城(岡山市北区)は7月から、1日1組限定で天守閣の夜間貸し出しを行う。全国的にも珍しい試みで、管理する同市では「酒宴や結婚式などにどうぞ」とPRしており、すでに10件余の予約が入っている。
 同天守閣は昭和20年の岡山空襲で焼失。再建は41年だが、鉄筋コンクリート造り地上6階地下1階建て(延べ約1600平方メートル)のビルで「文化財ではないからこそ、思い切った活用を図れる」(大森雅夫市長)という。
 昨年は春にマスキングテープの装飾、夏休み中は娯楽性の高いイベントを開催し、その延長として貸し出しを決めた。
 貸し出し時間は閉館後の午後5時半~9時半で定員100人。料金は1回8万800円(屋外の照明代含む)。アルコールをはじめ飲食物が持ち込める。城内や隣接の大名庭園・岡山後楽園で開催される「烏城桃源郷」「幻想庭園」など夜間行事の期間中は貸し出しできない。
 天守閣最上部は高さ約40メートルで夜景も楽しめる。受け付けを開始した4月には、主に懇親会で11月までに11件の予約が入った。料金追加でお殿様とお姫様の衣装セットや甲冑も着用できる。
 おかやま観光コンベンション協会によると「今後は結婚式の企画もあるのでは」と利用の広がりに期待。お手軽な「思い出づくりの名城」として新たな可能性の枠を広げそうだ。