小学生の柔軟性向上目指せ! 鳥取県教委、「ワンミニッツ・エクササイズ」公開 - 産経ニュース

小学生の柔軟性向上目指せ! 鳥取県教委、「ワンミニッツ・エクササイズ」公開

 鳥取県の小学生児童の体力面で課題になっている柔軟性を向上させようと、県教委は「ワンミニッツ・エクササイズ」を制作、県教委ホームページで公開を始めた。約1分間の長さでダンス的な要素もあり、手軽に楽しくできるのが特徴で、県内小学校での活用へ普及を進めている。
 ワンミニッツ・エクササイズは、舞踊創作・教育などを研究する佐分利育代・鳥取大名誉教授が考案。軽快なテンポで、手を振ったり足踏みしたりしながら、体の前曲げやひねり、脚の裏伸ばしなど柔軟性を高める体操ができるようにした。音楽ではなく「ワン・ツー・スリー・フォー」といったかけ声に合わせるため、いつでもどこでもできる。県教委では、始業前や休憩時間、体育学習の準備運動などでの活用を想定している。
 三朝町立西小学校で今年4月、効果を検証。12~24日に6年生47人が1日1回行ったところ、長座体前屈が平均で37センチから43センチへと6センチ向上した。
 県教委ではホームページ掲載とともに、希望する学校には指導主事が出向き、教職員らにエクササイズを伝授する。今月から来月にかけ、県東・中・西部の計3校で解説・指導を予定している。
 スポーツ庁の「平成29年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、小学5年の長座体前屈で、鳥取県の男子は全国平均に比べ1・56センチ、女子は1・95センチ劣っていた。県教委によると、22年度辺りから全国平均値を下回り、柔軟性が課題になっているという。