世界初の体細胞クローン牛、死因は老衰 近く焼却処分 石川

 
飼育されていた世界初の体細胞クローン牛「のと」(右)。左隣は双子の「かが」(石川県農林総合研究センター畜産試験場のホームページから)

 石川県は15日、14日に死んだ世界初の体細胞クローン牛「のと」の死因は、解剖の結果、老齢による衰弱死だったと発表した。病気は確認されなかった。近く焼却処分するという。

 県農林総合研究センター畜産試験場によると、のとは19歳10カ月だった。今月4日ごろから牛舎の中で時折横たわるなどしており、栄養剤を点滴していた。

 のとは、近畿大との共同研究で平成10(1998)年7月、成牛の体細胞を使った世界初のクローン牛として誕生した。