イージス・アショア配備、秋田県に連絡 知事「必要性国会議論を」

 

 ■防衛省に説明会開催要請

 佐竹敬久知事は14日の会見で、地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の秋田市配備について、防衛省から「説明に行きたい」と同日、連絡を受けたと発表した。佐竹知事は北朝鮮が強硬姿勢から米国や韓国との対話路線に転じているとし、「そもそも必要なのかという議論を国会でしてほしい」と話し、防衛省に住民説明会開催を要請する方針を明らかにした。

 東北防衛局の担当者から県総務部に電話連絡があった。配備先は秋田市の陸上自衛隊新屋演習場が候補とされている。近く防衛省の政務三役のいずれかが来県し、県と秋田市に現地調査に関して説明する見通し。平成30年度防衛予算には、地質調査など関連費用が計上されていた。

 新屋演習場は住宅地にも近く、イージス・アショア配備には住民の反対意見が根強くある。佐竹知事は「広さからいって、個人的には(配備は)どうなのかな、と思う」との懸念を表明。さらに「自衛隊とは、県民の支持の上で、共存共栄が成り立ってきた。強い反対を押し切って、良好な関係を崩す形での配備は問題が起きる。合理的な説明をしてほしい」と強調した。