川内原発の安全性強化 九電、火山灰対策措置を公開 - 産経ニュース

川内原発の安全性強化 九電、火山灰対策措置を公開

 九州電力は13日、定期検査中の川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の非常用ディーゼル発電機に新たに取り付けた火山灰対策用フィルターを報道陣に公開した。原発に異常が発生した際、大量の火山灰で原発に供給される電源が止まることがないよう、安全対策を強化するための措置。
 新規制基準では、電力会社は原発から半径160キロの範囲の火山を調査し、必要に応じて防護対策を講じる必要がある。この基準に従い、九電は昨年12月までに川内1、2号機に設置されている非常用ディーゼル発電機計4基の吸気口にそれぞれ横約2・7メートル、高さ約2・2メートル、縦約2・3メートルの箱形のフィルターを取り付けた。
 川内原発から約50キロに位置する桜島の噴火で、大量の火山灰が発生した際にも対応できるよう想定されているという。九電の担当者は「フィルターは原発が稼働中でも交換が可能で、安全性が高まる」と強調した。
 九電はこの日、1号機の発電再開を前に、原子炉に燃料を装填する作業も併せて公開した。