九州の第二地銀3行が提携県境越え販路開拓支援

 

 豊和銀行(大分市)、宮崎太陽銀行(宮崎市)、南日本銀行(鹿児島市)の地銀3行は7日、融資先企業の販路開拓支援に向け業務提携することで合意したと発表した。いずれも第二地銀であり、単独では対象となる企業数が少ないため、県域を越えて連携し、効率化を図る。

 販路開拓支援は、自力では売り上げが伸び悩む企業に対して、銀行が直接買い手や取引先を見つけ、契約締結など支援する取り組み。

 中小企業などの売り上げ増加につなげることを狙い、平成23年10月に南日本銀行が全国で先駆けて開始した。28年11月に豊和銀も追随したほか宮崎太陽銀も同様の支援を検討し、業務提携に至った。

 販路開拓支援のノウハウや販路情報を共有するほか、事業者の商品や販売実績を登録するシステムを共同開発する。3行はいずれも公的資金の注入を受けているが、業務提携後も独立経営を堅持し、合併や経営統合は目指さないとしている。

 豊和銀の担当者は「3行が協力して取引先の売り上げ拡大に努め、地域経済の活性化に貢献したい」と話した。