母に寄り添う姿に心和ませ 都井岬で御崎馬の赤ちゃん誕生

 
母馬と一緒に歩く御崎馬の赤ちゃん=宮崎県串間市

 宮崎県最南端の都井岬で、国の天然記念物「御崎馬」の赤ちゃんが生まれた。母馬に寄り添い、乳を一生懸命に飲んだり、たどたどしく歩いたりする姿に、観光客らは心を和ませている。

 見守り活動をしている都井岬馬保護対策協力会によると、御崎馬は岬に約115頭が生息。体高約130センチ、体重約300キロと小柄なのが特徴だ。長野県の木曽馬などと同様に日本在来馬とされる。

 今年は4月下旬までに少なくとも雄雌計5頭が誕生した。4~6月は出産のシーズンで、地元では1歳未満の馬を「春駒」と呼ぶ。

 北海道斜里町から夫婦で訪れた江刺隆夫さん(66)は「ここは新婚旅行の場所で、また来たいと思っていた。生まれて間もない子馬も見ることができて感動した」と笑顔だった。