龍馬ファンお待たせ 「龍馬記念館」あす新装、1年ぶりオープン 直筆手紙17点集め企画展

 
高知県立坂本龍馬記念館の新館(左)と既存館=高知市

 高知県立坂本龍馬記念館(高知市)が21日、本格的な博物館機能を備えた新館建設と既存館の改修工事を終え、約1年ぶりにオープンする。初日から龍馬直筆の手紙17点を集め「土佐に遺された龍馬の『志』」と題した企画展が開かれ、多くのファンでにぎわいそうだ。

 記念館は平成3年開館。当初、収蔵資料は数十点のみだったが、龍馬の手紙の複製を少しずつ集めるなどして知名度が上昇。資料の寄贈も増え、現在は手紙の原本7点を含め千点超となり、全国の龍馬ファンが集う一大観光地となった。

 昨年4月1日から休館し、リニューアル事業に着手。新館には温度と湿度を管理できる収蔵庫を完備。企画展示室に加え、龍馬の生涯と、ジョン万次郎ゆかりの品々をそれぞれ紹介する二つの常設展示室を設けた。既存館には、龍馬と同時代を生きたゆかりの人物の写真約130点を展示する「幕末写真館」などが新たに整備された。

 記念館の三浦夏樹チーフは「資料を安全に保管できる環境が整った。幕末の歴史とともに龍馬の思考、志にも触れてほしい」と話している。