明石海峡大橋淡路島で“成人式” 徳島県知事「インバウンドに尽力」

 

 関西と四国にまたがる神戸淡路鳴門自動車道の一部で、兵庫県の神戸市と淡路島を結ぶ明石海峡大橋が5日に開通20年の“成人”を迎えたのを祝い、同県淡路市の淡路サービスエリアで7日、記念式典が開かれた。

 明石海峡大橋は2本の主塔間が1991メートルで、世界最長のつり橋。約10年間の建設期間中に起きた阪神大震災を経て、1998年4月5日に一般車両の通行が始まった。

 85年には淡路島と徳島県が大鳴門橋で結ばれており、関西と四国がつながったことで、観光や物流に大きな影響を与えてきた。

 7日午前の式典で、兵庫県の井戸敏三知事は「橋は産業の道でもあり、観光の道でもある。四国への連絡道路としての効果をさらに高めたい」と強調。徳島県の飯泉嘉門知事は「インバウンド(訪日外国人客)を引き入れていけるよう尽力したい」と述べ、経済活性化に明石海峡大橋が果たす役割に期待した。

 本州四国連絡高速道路会社によると、2017年度は1日当たりの平均交通量が3万7千台を超え過去最高を更新した。