透き通る「富山湾の宝石」シロエビ初水揚げ 全国で唯一の専門漁

 
今季初水揚げのシロエビ=2日午前、富山県射水市の新湊漁港

 富山県特産のシロエビ漁が2日、富山湾で始まった。ピンク色がかった半透明な姿から「富山湾の宝石」とも呼ばれ、水揚げされると、仲買人らの威勢の良い競りの声が港に響いた。

 漁は例年4月1日に解禁されるが、市場が休む日曜日と重なったため、2日が今季の初水揚げとなった。射水市の新湊漁港からは小型底引き網漁船5隻が未明に出漁。午前8時すぎ、最初の船が港に着くと、籠に入ったエビは桟橋で競りにかけられた。

 シロエビ漁師の縄井恒さん(39)は「今季の水揚げがスタートできてほっとしている。多くの人に食べてもらえるよう安定的に供給したい」と話した。

 県によると、富山湾はシロエビの漁獲量が多く、専門の漁が全国で唯一行われている。漁期は11月末まで。