野田聖子総務相が女性政治塾 総裁選に「女性活躍」をアピール

 
岐阜女性政治塾であいさつする野田聖子総務相=1日、岐阜市の岐阜商工会議所(笠原健撮影)

 野田聖子総務相は1日、地元の岐阜市で女性に限定した「岐阜女性政治塾」を立ち上げ、15歳から69歳までの78人が入塾した。野田氏は9月の自民党総裁選に出馬し、「初の女性首相」を目指すだけに、女性塾は目玉政策に掲げる女性活躍推進をアピールして存在感を高める狙いがある。

 野田氏は、冒頭に挨拶し「女性が政治に参画し、自分を生かせるような環境を整備したい」と述べた。続いて、塾長として初回の講師を務め、人口減少社会の中で女性の社会進出を進める重要性や、国会や地方議員に女性が占める比率を増やし、議会を活性化させることなどを訴えた。

 塾生には女子高生や大学生、主婦、教師、医師、経営者らが集まり、1日の初会合には72人が参加した。当初は50人程度を想定したが、岐阜県外からも参加希望が相次ぎ、急遽(きゅうきょ)定員を増やしたという。

 野田氏は初会合後、記者団に「政治といっただけで嫌な顔をする人がいる中で多くの女性たちが話を聞いてくれたのはうれしかった」と笑顔をみせた。

 その上で、総裁選について「成長だけでなく成熟した国家を目指したい。先達たちが培ってきたものをどう有効活用していくか、立ち止まって考えたい」と述べ、改めて出馬に意欲を示した。

 政治塾は総裁選前月の8月まで全6回開く予定。講師は全て女性で、元官僚や経営者らが務めるという。(笠原健)