平和の大切さ伝えよう 松山・護国神社に「祈念史料室みゆき」 - 産経ニュース

平和の大切さ伝えよう 松山・護国神社に「祈念史料室みゆき」

 戦没者の遺品などを展示し、平和の大切さを未来に伝えていこうと、愛媛県護国神社(松山市)の御幸殿に「祈念史料室みゆき」が開設された。一般公開は2日から。入場無料。
 同神社の終戦70年記念事業の一つとして企画され、これまでに約2200人の遺影、約600通の戦地からの手紙をはじめ軍服などの遺品約2千点の寄贈を受けた。史料室では、このうち約200点を公開し、整理されたものから定期的に入れ替える。史料はアーカイブ方式で記録するため、映像でも閲覧が可能という。
 県護国神社英霊顕彰会(関谷勝嗣会長)の関係者ら約80人が3月30日、開設を祝う式典を行った。白石世津子さん(77)は、父が輸送船で沖縄に向かう途中、徳之島沖で魚雷攻撃を受け戦死。「家で戦争のことを話す機会がない」と、遺影や家族写真などを提供した。式典にはひ孫の白石涼太君(11)とともに出席し、「みんなで頑張って生きていこう」と、涼太君に遺影について説明していた。
 開館は午前9時~午後4時。12月25日~1月15日は休館。無料の駐車場がある。