初出場・日本航空石川が明徳義塾に劇的逆転サヨナラ勝ち 準々決勝へ

センバツ
9回裏、無死一、二塁で、日本航空石川の原田が左越え逆転サヨナラ3ランを放つ。捕手は明徳義塾 の安田=30日、甲子園

 選抜高校野球大会第8日は30日、甲子園球場で3回戦が行われ、初出場の日本航空石川が昨秋の明治神宮大会覇者の明徳義塾(高知)に3-1で逆転サヨナラ勝ちし、準々決勝に進出した。

 日本航空石川は1点を追う九回に、原田が逆転の3点本塁打を放った。

 第2試合は国学院栃木と智弁和歌山が対戦。

原田が逆転3ラン

 ドラマは最終盤に待っていた。日本航空石川は1点を追う九回、3番の原田が逆転サヨナラ3ラン。劇的な勝利で石川県勢として、23年ぶりの8強に駒を進めた。

 1番から始まる好打順。井川が右前打で出て、的場が四球で無死一、二塁。続く原田がジャストミートした打球は、高々と上がって左翼席へ飛び込んだ。くしくも初戦でサヨナラ3ランを放った明徳義塾の左翼手・谷合の頭上を越えていった。

 八回までは3安打に抑え込まれていた。鋭い打球が野手の正面をついてしまうシーンも多かった。中村監督が「今年はこれしかない」と言い切る自慢の打撃力が、明治神宮大会の優勝投手を沈めた。