JR北海道、過去最大の純損失見込む 30年度計画 - 産経ニュース

JR北海道、過去最大の純損失見込む 30年度計画

 JR北海道は27日、単体の純損失が179億円になるとする平成30年度の事業計画を発表した。退職給与引当金を積み増し、941億円の赤字となった1998年度を除き、事実上、過去最大の赤字となる。列車事故の頻発を受けた安全対策で、修繕費に過去最大規模の362億円を計上した他、土地の売却益の減少などが影響した。売上高は901億円で、本業のもうけを示す営業損益は495億円の赤字と予想。経常損益は189億円の赤字を見込む。事業計画では北海道新幹線の課題にも触れ、青函トンネル内の高速走行や、札幌延伸に伴う駅周辺の開発、乗務員の育成などに取り組むとした。
 記者会見した島田修社長は「赤字が続くと安全に必要な資金を確保できなくなる」と強調。深刻な不採算路線のバス転換などに向け、沿線自治体との協議進展に意欲を示した。