不妊手術対象のカルテ発見 愛知県精神医療センター

 

 旧優生保護法下で障害者らが不妊手術を強制された問題で、愛知県は22日、「県優生保護審査会」で不妊手術を受けることが適当とされた女性1人分のカルテが県精神医療センター(名古屋市千種区)で見つかったと発表した。

 同県では、昭和41~46年度の審査会資料が見つかり、55人が不妊手術を受けることが適当とされた。女性は55人に含まれ、センターの前身の旧城山病院から手術申請が出ていたことが分かり、調べたところ、カルテが見つかったという。

 県は「個人情報に関わる」として、女性が手術を受けたかどうかを含め、カルテの内容を明らかにしていない。県は今後、県立以外の病院から申請されていた他の54人についても、カルテなどが残っていないか調査することを検討している。