鶴岡で漂着のキタゾウアザラシ、一般公開始まる - 産経ニュース

鶴岡で漂着のキタゾウアザラシ、一般公開始まる

体重も400キロを超え、17日から一般公開が始まったキタゾウアザラシ(鶴岡市立加茂水族館提供)
 鶴岡市の海岸に漂着し、市立加茂水族館に保護されていたキタゾウアザラシの一般公開が17日、始まった。
 キタゾウアザラシは、昨年10月、頭などをけがして衰弱した状態で鶴岡市三瀬(さんぜ)の海岸で発見され、同館に保護された。プールのある個室で抗生剤投与などの治療を受け、2週間後にはマダイなどの生き餌を食べ始め、いまはアジやサバを1日当たり14キロ食べるまで回復。発見当初約270キロしかなかった体重は400キロを超え、体が大きいことから1頭で展示されることになった。同館の奥泉和也館長(53)は「最初はやせていましたが、体重もかなり増え、体長も2・5メートルは超えた」と話す。
 メキシコから米国西海岸や、北太平洋東部の島を生息域とするキタゾウアザラシが日本に漂着したのは3例目で、日本海で見つかったのは初めて。奥泉館長も「約1万キロ離れた日本まで泳いできたことは確かだがルートについては不明だ」とし、同館では今夏にも名前を公募し、市民から愛される存在にしたいという。