廃棄の非常用蓄電池破損、希硫酸漏れる 志賀原発

 

 北陸電力は7日、志賀原発2号機(石川県志賀町)の原子炉建屋で、廃棄するために置いてあった非常用蓄電池の上に搬出用の器具が落下し、破損した蓄電池からバッテリー液の希硫酸約7リットルが漏れたと発表した。放射性物質の漏えいなど外部への影響はないという。

 北陸電によると、2月13日、地下1階に置いてあった蓄電池をクレーンで持ち上げようとした際、フックからつり下げていた長さ約1・2メートル、重さ約6・4キロの鉄製の棒2本が約6・5メートル落下。蓄電池から漏れたバッテリー液が、床の開口部を通じて地下2階に流れ落ちた。フックと棒の取り付けが不十分だったという。