サッカースタジアム、秋田市街地で公設民営を 検討委が最終報告

 

 サッカーJ3のブラウブリッツ(BB)秋田の新たな本拠地となるスタジアムについて、有識者で構成する「整備のあり方検討委員会」が9日、「秋田市の市街地に行政主導で建設計画を進め、民間主導での運営が望ましい」などとする最終報告をまとめた。2月の県議会に示し今後、具体的な議論を進めるため、県は別の検討組織を立ち上げる予定。

 昨年8月に発足した検討委は、これまで4回行われた。最終報告ではほかに、(1)建設では民間資金を組み合わせた多様な資金調達の手法を検討すべきだ(2)運営には、民間の資金・運営能力を活用するPFI手法なども検討すべきだ(3)全天候対応が可能な開閉式ドームは、建設費や維持管理費を考えると現実的ではない-といったことも示された。

 BB秋田は昨年12月にJ3で初優勝したが、J2昇格に必要なJ2ライセンスを得るには、収容人員1万人以上のスタジアムを本拠地とする必要がある。

 岩瀬浩介社長は6月末までにライセンスを申請する意向。スタジアム建設の具体化が急がれているが、100億円以上といわれる財源に関する議論は進んでいない。